米国の自動車大手、フォードモーターの主力SUV、フォード『エスケープ』。同車を含めた2車種が、米国でリコール(回収・無償修理)を実施する。
これは5月12日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「エスケープと『C-MAX』の2車種に関して、フォードモーターからリコールの届け出を受けた」と公表された。
今回のリコールは、エアバッグの不具合によるもの。NHTSAによると、エスケープとC-MAXのサイドカーテンエアバッグのソフトウェアに不具合があり、事故の際、エアバッグの展開が遅れる可能性があるという。
リコールの対象となるのは、2013-2014年モデル。米国で販売された59万4785台が、リコールに該当する。
フォードモーターは、対象車を保有する顧客に連絡。5月下旬から、販売店でソフトウェアを改修するリコール作業を行うとしている。