ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は4月17日、米国で開催中のニューヨークモーターショー14において、「2014ワールドカーデザインオブザイヤー」を、BMW『i3』に授与すると発表した。
2014ワールドカーデザインオブザイヤーは、2013年に発売された新型車の中から、優れたデザインを持つ車に授与されるもの。世界の69名のジャーナリストに、6人のデザインエキスパートが加わり、審査が行われた。
2014ワールドカーデザインオブザイヤーの最終選考3台は、BMW i3、新型マツダ『アクセラ』、新型メルセデスベンツ『Sクラス』。この中から、BMW i3が、2014ワールドカーデザインオブザイヤーに輝いた。i3は、「2014ワールドグリーンカーオブザイヤー」とのダブル受賞。
ワールドカーオブザイヤー主催団体は、「i3のボクシーな形は、広く効率的なスペースを備えていることを示す。黒いボンネットや窓回りなどは個性的で、インテリアはさらに前衛的」とコメント。
過去の同賞受賞車は、2006年がシトロエン『C4』、2007年がアウディ『TT』、2008年がアウディ『R8』、2009年がフィアット『500』、2010年がシボレー『カマロ』、2011年がアストンマーチン『ラピード』、2012年が『レンジローバー・イヴォーク』、2013年がジャガー『Fタイプ』。欧州車が強さを発揮している。