欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは4月15日、ウォルフガング・デュアハイマー氏を、ベントレーとブガッティの両ブランドのトップに起用すると発表した。
ウォルフガング・デュアハイマー氏は、現在55歳。2001年からポルシェの研究開発担当取締役、2011年からベントレーのCEOおよびブガッティの社長も務めた人物。そして2012年9月、アウディの研究開発担当取締役に就任した。
しかし2013年6月、フォルクスワーゲングループは、ウォルフガング・デュアハイマー氏を、アウディの研究開発担当役員から、突然解任。その理由は明らかにされておらず、様々な憶測を呼んでいた。
今回、フォルクスワーゲングループは、ウォルフガング・デュアハイマー氏を、ベントレーとブガッティの両ブランドのトップに再起用すると発表。同氏が再び、ベントレーの会長兼CEO、ブガッティの社長を兼任する体制となる。
ウォルフガング・デュアハイマー氏は6月1日付けで、両ブランドのトップに就任する予定。なお、現職のウォルフガング・シュライバー氏は、フォルクスワーゲングループ内の他のポジションへ異動する。