日本航空は、2014年度ゴールデンウイーク期間(4月25日~5月6日)の、JALグループ航空会社の予約状況をまとめた。
国内線は提供座席数が前年同期比3.1%減の162万1010席なのに対して、予約数が同1.9%減の90万9683人となっている。予約率は56.1%。
前半の連休が昨年よりも短いものの、今年度は提供座席数を約3%減らし、予約率は前年を約1ポイント上回って推移している。方面別では、帰省需要、観光需要がともに旺盛な九州方面、伊丹線の供給を増加した沖縄方面の予約数が前年を3ポイント上回っており、好調に推移している。
国際線は提供座席数が同5.4%増の36万2076席で、予約数が同9.4%増の27万7214人となっている。予約率は76.6%。
短期休暇でも観光できるハワイ、グアムなどのリゾート路線が好調に推移し、予約率が約3ポイント前年を上回って推移している。
長距離路線も、新座席を導入した欧米路線が好調に推移しており、国際線全体の予約数、予約率を押し上げることになっている。