17日午後4時40分ごろ、岩手県大船渡市内の国道45号を走行していた軽トラックが対向車線側へ進入。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。この事故で軽トラックを運転していた78歳の男性が死亡している。
岩手県警・大船渡署によると、現場は大船渡市大船渡町付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽トラックは前走車を追い抜こうとして対向車線側へ進入。直後に対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。
衝突によって軽トラックは大破。運転していた同市内に在住する78歳の男性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。大型トラックを運転していた42歳の男性にケガはなかった。
現場は車線をはみ出しての追い抜きが禁止された区間。警察では強引な追い抜きが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。