チーム・ペンスキーのドライバーであるフアン・パブロ・モントーヤは4月16日、先週末に行われたトヨタグランプリ・オブ・ロングビーチのレースで4位に入賞し、インディカーシリーズでのここまでの経過に満足していると述べた。
モントーヤはこのレースを16番手からスタートし、第27ラップ目のコーションからのリスタートでは20番手となったが、走行順位を徐々に上げて第56ラップ目の第4ターンで起こった複数の車による事故のリスタートでは6番手まで浮上した。
彼は合計80ラップのレースの第71ラップ目のリスタートでは5番手となり、レースリーダーのスコット・ディクソンが残り2ラップで燃料不足の為にピットインしたことで、4位でフィニッシュラインを越えることとなった。
「なんて驚くべきチームだろう!僕はレースの終わりにもう少しアグレッシブでも良かったが、僕達がトラブルに巻き込まれないことを望んでいたので、素晴らしいフィニッシュができて良かったよ。僕達はいくつかの際どい状況があったがプッシュし続け、ロングビーチでトップ5のフィニッシュができたのは上出来だったね」とモントーヤは語った。
モントーヤは1999年シーズンに23歳で参戦し、ロングビーチでの勝利を含む7勝を挙げてCARTのチャンピオンとなった。そして次の年の5月にはインディアナポリス500における初めての挑戦で勝利し、フォーミュラ1のシート獲得の門を広げることとなった。