違反車両を追跡のパトカー、道路横断の高齢男性に衝突

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13日午後8時40分ごろ、大阪府大阪市都島区内の市道で、交通違反車両を追跡していたパトカーが、道路を横断していた83歳の男性に衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡。警察はパトカーを運転していた警官から事情を聞いている。

大阪府警・城東署によると、現場は大阪市都島区内代町1丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。同署地域課のパトカーは速度違反のパトカーを追跡していたが、現場を通過しようとしたところ、徒歩で横断歩道を渡っていた83歳の男性をはねた。

男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡。警察はパトカーを運転していた58歳の男性巡査部長から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。違反車両は混乱に乗じ、そのまま逃走している。

「死亡した男性は赤信号で横断を開始し、直後にパトカーと衝突した」という複数の目撃情報があり、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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