鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは4月12日、7月24日から27日に開催する「2014 FIM世界耐久選手権シリーズ“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第37回大会」、通称“8耐”の記者発表会を、鈴鹿サーキットで行った。
この日は、2輪・4輪の国内最高峰レースが同時に開催される伝統の「鈴鹿2&4レース」開催中。記者発表会は両レースの予選が行われる合間に、レーシングコース ピットビルにて行われた。
冒頭で挨拶に立ったモビリティランドの曽田浩取締役社長は、「昨年は決勝日6万1000人、4日間で10万9000人と、前年を上回る多くのお客様に足をお運びいただき、また、レースではトップチームが悪戦苦闘し、あるいは終盤まで優勝争いするドラマを見せるなど、これぞ8耐というレースだったと思います」と振り返った。
続けて「今年は、昨年以上のお客様に来ていただく」とし、今大会の見どころとして、カワサキ直系としては13年ぶりの参戦となる「チームグリーン」(チームグリーンとしては22年ぶり)や、8耐の第1回大会で優勝し、今年創立60周年を迎えたヨシムラスズキが往年の名選手ケビン・シュワンツや辻本聡らを起用して参戦する“レジェンドチーム”などを挙げた。
今年の8耐は7月24日に開幕し、25日に予選、26日にフリー走行やトップ10トライアルを行い、27日の11時30分に恒例のル・マン式スタートで決勝が始まる。ゴールは夕闇が訪れる7時30分だ。