10日午後0時10分ごろ、東京都新宿区内の区道で、道路左側の路肩を歩いていた80歳の女性に対し、後ろから進行してきたワゴン車が接触する事故が起きた。女性は転倒した際に頭部を強打して死亡。警察はクルマを運転していた50歳の男を逮捕している。
警視庁・新宿署によると、現場は新宿区西新宿6丁目付近で車線区別のない幅員約6mの直線区間。80歳の女性は道路左側の路肩を歩いていたが、後ろから進行してきたワゴン車のサイドミラーが接触。その弾みで転倒した。
女性は転倒した際に頭部を強打。近くの病院へ収容されたが、約1時間30分後に死亡した。警察はクルマを運転していた神奈川県横浜市内に在住する50歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
聴取に対して男は「対向車を避けようと左に寄ったら当たってしまった。それまで歩行者の存在に気がつかなかった」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。