ヒュンダイ・モータースポーツは4月9日、今月よりアップグレードされたエンジンのテストを開始し、『ヒュンダイ i20 WRC』のパフォーマンスを向上させることを発表した。
このドイツを本拠地とするチームは、早ければそのWRCデビューシーズンの中盤に行われるラリーフィンランドで、新しいユニットを紹介できるとしている。
ラリーポルトガルでは3つのステージで『i20 WRC』によって勝利を収めるという印象的なパフォーマンスを見せた。その後、ヒュンダイの指揮官であるマイケル・ナンダン氏は、エンジンはチームによってその準備が整ったと確証された時にリリースされるとしている。
「我々はいくつかの適切なベンチテストを2週間から3週間以内に行うべきだろう。新ユニットはシーズン中盤以降に紹介したい」とナンダン氏は語った。
その間にi20のシャシーとサスペンションの発展も実施され、「通常はサスペンションとダンパーの開発はパフォーマンスにおいて小さなステップとなる。だから私は今年の終わりまでに良い進展が得られると考えており、これこそが我々の計画だ」と彼は付け加えた。