4日午前5時40分ごろ、佐賀県鳥栖市内の国道34号で、自転車で横断歩道を渡っていた77歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は収容先の病院で死亡している。
佐賀県警・鳥栖署によると、現場は鳥栖市轟木町付近。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。77歳の男性は自転車で道路を横断していたが、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。
男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などが原因で約3時間後に死亡。警察はクルマの運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
クルマの運転者と、後続車の運転者は「車両側の信号が青だった」などと供述しており、警察では自転車側の信号無視が事故につながった可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。