3月末、三菱のスポーツカー『ランサーエボリューション』の生産終了が報道された。1992年の初代登場から20年あまり。WRC制覇など輝かしい足跡を残したランエボの歩みを写真で紹介する。
6代目(VI)は、Vからちょうど1年後の1999年1月に登場。寸法やパワートレーンに変更はないが、走りの性能を向上すべく、各所に手が入れられた。
外観上で気づくのはフロントフォグランプが小型化され、バンパー左右端に移動したこと。また、ナンバープレート位置もオフセットされて、バンパー開口部の面積が拡大、冷却性能の向上を実現した。他にも、WRC WRカー規程に沿った空力の変更、サスペンションのリセッティングが施された。
なお同年12月には、本モデルをベースにトミ・マキネンのドライバーズタイトル4連覇を記念した「トミ・マキネンエディション」が発売されている。