【三菱 ランエボ 生産終了】ベース車一新、ついに280ps到達…4代目[写真蔵]

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3月末、三菱のスポーツカー『ランサーエボリューション』の生産終了が報道された。1992年の初代登場から20年あまり。WRC制覇など輝かしい足跡を残したランエボの歩みを写真で紹介する。

4代目(IV)の登場はIIIの登場からおよそ1年半後の1996年8月。ベース車の『ランサー』が1995年の10月にフルモデルチェンジを受けたことからランエボのベースも新型に切り替わった。

エンジンは従来型を踏襲する4G63型だが、ピストンの鍛造化やターボチャージャーをツインスクロールするなど改良を施し、ついに自主規制値の280psに到達。トルクに至っては従来比4.5kgmの上乗せを実現し36.0kgmとなった。

メカニズム面では「アクティブ・ヨー・コントロール」(AYC)と呼ばれる、いまでいうトルクベクタリング機構を採用したことが新しい。コーナリング時に、後輪左右の駆動力を変化させることで狙い通りのラインをトレースさせるもので、ホンダがFF車(『プレリュード』)に同様の機能を持たせた「ATTS」をランエボIV発表直後(96年10月)に発表している。

ランエボIVのボディサイズは全長4330mm・全幅1690mm・全高1415mmと依然コンパクトだが、重量はRS/GSRともにおよそ100kg増加し、RSで1260kg、GSRで1350kgとなった。

WRCでは97年の初戦から98年の緒戦4戦の合計18戦に投入され、6勝を挙げた。97年も前年に引きつづきトミ・マキネンがドライバーズタイトルを獲得したが、コンストラクターズではスバルの後塵を拝し、打倒『インプレッサ』に向けて「V」の開発が進められることになる。
《レスポンス編集部》

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