アラブ首長国連邦(UAE)・アブダビ空港会社(ADAC)は3月30日、ジェネラル・アビエーション(GE、民間・軍事航空を除いた航空全般)の展示会「アブダビ・エア・エキスポ2014」の売上総額が50億UAEディルハム(約1400億円)を突破したと発表した。
中東地域で唯一のGE展示会は2月25日から3日間の開催で、1万6900人が来場。飛行機と関連機器の売上総額は前年比35%増を記録。出展企業175社の中で売れ行きが好調だったのは、エアロプラクト(ウクライナ)、シーラス・エアクラフト(米国)、オートジャイロ(ドイツ)、テクナム(イタリア)。
期間中、ファルコン・アビエーション・サービスとロイヤル・ジェット(UAE)は、それぞれアル・バティーン・エグゼクティブ空港内における拠点開業と開発の進捗状況を発表したほか、アブダビ・アビエーション(UAE)は、欧州ヘリコプター製造大手・アグスタウェストランドとの戦略的パートナーシップを結んだ。