【INDYCAR 第1戦】パワー、開幕戦を制し昨年から3連勝...琢磨は7位

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開幕戦に勝利したウィル・パワー
  • 開幕戦に勝利したウィル・パワー
  • ウィル・パワー
  • インディカーシリーズ開幕戦の表彰台
  • ウィル・パワー
  • レース終盤にポジションを死守する佐藤琢磨
  • 問題となった再スタート

インディカーシリーズの開幕戦であるファイアストーン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグは米国時間の30日に決勝レースが行われ、チーム・ペンスキーのドライバーであるウィル・パワーが今季初勝利を飾った。2013年度シーズンの最終2レースから数えて3連勝。

ポールポジションからスタートを切った佐藤琢磨は、レース序盤の26ラップをリードしたものの、パワーに交わされ、最終的に7位でフィニッシュする結果となった。

「シーズンのスタートには最高だね。僕はオフシーズンにとてもハードに働いた。僕達はシーズンを迎えるに当たって、チームオーナーであるロジャー・ペンスキーにチャンピオンシップの勝利を与えたかったんだ。昨年のここでのレースは酷かったが、今年はポイントリードを獲得できて良かったよ」とパワーは語った。

パワーは残り22ラップの再スタートで2012年度チャンピオンのライアン・ハンター=レイを抑えきり、3番手から再スタートを切ったハンター=レイは第1ターンで2番手のエリオ・カストロネベスを交わし、結果的に2位でレースを終了した。

しかしこの再スタートの際、先頭を行くパワーはペースカーがコースを退いた後に即座に加速せず、後方のポジションにいた各車は混乱に陥って、数台が衝突するというハプニングが起こった。パワー本人は「ペースカーが退いた後、僕はブレーキを踏んだりしなかった」と語っているが、不必要と思われる減速が行われたのは事実であり、様々な論議を呼んでいる。

ファイアストーン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグの結果(トップ10)

1. ウィル・パワー
2. ライアン・ハンター=レイ
3. エリオ・カストロネベス
4. スコット・ディクソン
5. サイモン・パジェノ
6. トニー・カナーン
7. 佐藤琢磨
8. ジャスティン・ウィルソン
9. ジョセフ・ニューガーデン
10. ライアン・ブリスコー

《河村兵衛》

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