トラックの積荷が反対車線に散乱、対向車7台が被害

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27日午後5時ごろ、宮城県村田町内の東北自動車道上り線を走行していた大型トラックの荷台から積荷の木材が落下。上下両線に散乱し、下り線を走行していた乗用車など7台が衝突する事故が起きた。この事故で2人が負傷。警察はトラック運転手を逮捕している。

宮城県警・高速隊によると、現場は村田町足立付近で片側2車線の緩やかなカーブ。上り線を走行していたトラックの荷台に積載されていた板状の木材(長さ100cm、幅10cm)が荷崩れを起こし、後方に散乱。一部は中央分離帯のフェンスを越えて下り線側にも落下した。

下り線側を走行していた乗用車やトラックなど7台が路上に散乱した木材に乗り上げ、車体の一部を損壊。別のクルマに乗っていた男性1人と女性1人が打撲などの軽傷を負った。警察はトラックを運転していた神奈川県横浜市内に在住する42歳の男を道路交通法違反(高速道運転者遵守事項違反)の現行犯で逮捕している。

警察では積荷の固定方法に問題があったものとみて調べを進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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