ユピテルはウェアラブル ディスプレイの試作品を初出品している。同社のバイク専用ナビの画面を映し出す展示内容となっているが、用途を始め商品化の時期などは未定という。
ユピテルマーケティング部の田中洋靖氏は「例えばバイク用ヘルメットに装着してナビやレーダー探知機の画面を出すことができるのではないかということで参考出品した。ただこういうものがあるという段階で、この先商品化するには時間がかかる」と話す。
さらに「画面がまだ小さくて、少しでもずれると見えなくなるので、もう少し見やすくしないと実用化を難しい。また画像処理する本体部分のほぼ半分を変換ケーブルが占めている状態で小型化も必要」とし、実用化には課題が多い状況といえそうだ。
ユピテルのブースではこのほかバイク専用ドライブレコーダーの新製品『BDR-S1』を初展示、またバイク専用のナビおよびレーダー探知機なども出品している。