15日午後9時ごろ、北海道帯広市内の市道で、交差点を右折していた軽乗用車と、対向車線を直進してきた別の軽乗用車が衝突する事故が起きた。警察は右折側のクルマを運転していた57歳の警部補の男を飲酒運転容疑で逮捕している。
北海道警・帯広署によると、現場は帯広市東9条南8丁目付近。交差点に信号機は設置されていない。同署・地域課に所属する57歳の警部補が運転する軽乗用車が交差点を右折しようとしていたところ、対向車線を直進してきた別の軽乗用車と衝突した。
双方のクルマは中破したが、人的な被害はなかった。通報を受けて駆けつけた同署員は警部補が酒臭いことに気づいてアルコール検知を実施。その結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)の容疑で逮捕している。
聴取に対して警部補は「夕方ぐらいから自宅で焼酎を飲んでいた。近くの銭湯に出かける途中だった」などと供述。酒気帯び状態での運転を大筋で認めているという。