大型トレーラーから脱落したタイヤ、対向車を直撃

自動車 社会 社会

10日午前11時30分ごろ、静岡県磐田市内の国道150号を走行していた大型トレーラーの右後輪が脱落して滑走。対向車線を走行していた軽トラックに正面衝突する事故が起きた。軽トラックは中破し、運転していた62歳の男性が軽傷を負っている。

静岡県警・磐田署によると、現場は磐田市飛平松付近で片側1車線の直線区間。大型トレーラーは走行中に右側後輪2本(ダブルタイヤ構造)が車軸ごと折れて脱落。トレーラーを追い越すように滑走して対向車線側へ進入。直後に対向車線を順走してきた軽トラックに正面衝突した。

軽トラックは運転席部分が中破。運転していた磐田市内に在住する62歳の男性は足を骨折するなどの重傷。警察はトレーラーを運転していた富山県滑川市内に在住する50歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

脱落したタイヤは直径約1mで、1本あたりの重さが約100kg。トレーラーは鉄くずを輸送していたが、過積載の状態だった。警察では日常的な過積載や整備不良が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース