郵便会社のトラックがトンネル壁面に衝突、郵便物が路上へ散乱

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8日午前4時50分ごろ、広島県福山市内の山陽自動車道上り線を走行中の大型トラックが道路左側のガードレールに接触。その弾みでトンネル入口の壁面に衝突する事故が起きた。人的被害は無かったが、積荷の郵便物が路上に散乱。破損被害も出たという。

広島県警・高速隊によると、現場は福山市北本庄付近で片側2車線の直線区間。大型トラックは郵便輸送会社の所有で、事故当時は第1車線を走行。道路左側のガードレールに接触し、その弾みでハンドルを取られ、牧谷トンネル入口の壁面(アーチ部分)に荷台コンテナが衝突した。

衝突によって荷台コンテナが破損。荷台には広島中央郵便局から福山東郵便局に向けて輸送中の郵便物約6トンが積載されていたが、このうち小包などの荷物約200個と、封書やハガキなど約6000通が台車ごと落下し、路上に散乱するなどの被害が出た。運転していた23歳の男性にケガはなかった。

警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。散乱した郵便物回収などの事故処理のため、現場を含む福山西~福山東インターチェンジ間の上り線は約3時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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