3月6日から行われた「ジャパンインターナショナルボートショー2014」で、光源舎オートプロダクツは、セーリング、パドリングいずれでも自由に移動できるセーリングカヤック「エトピリカ」を出展した。
北海道に本社を置く同社は、保育園等の幼児専用車の開発、製造、販売をしている。そこで培ったFRPのノウハウを、新たにマリンレジャーツールに応用した。太平洋横断最速記録を保持するヨットレーサー菊池透氏が総合アドバイザーとして協力している。
エトピリカは、アウトリガーの採用で安定性と安全性を向上させ、セーリングに加えて無風状態ではメインセールを手軽に収納できパドリングも可能。更に大型ラダーの採用で、高い旋回能力と操作性を実現している。
またエトピリカはすべてのパーツが分解でき、船艇の分割タイプも選べるため、車への搭載も楽にできるという。本格的な生産開始は本年9月以降となる見通しで、現在予約受け付け中。