マレーシアの離婚件数、8年で2倍に増加

統計によると、マレーシアの離婚件数は2012年には5万6,760件となり、8年前の2004年の2倍になっている。これは10分に1つのカップルが破局を迎えている計算となる。

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統計によると、マレーシアの離婚件数は2012年には5万6,760件となり、8年前の2004年の2倍になっている。これは10分に1つのカップルが破局を迎えている計算となる。

マレーシア・シャリーア司法局(JLSM)の統計によると、ムスリム・カップルの離婚件数は2012年には4万7,740件、2013年には4万9,311件となり、2004年(2万916件)と比較して2.3倍にもなっている。また統計局によると、非イスラム教徒の離婚件数は、2004年の3,291件から2012年には9,020件となり、増加率は2.7倍とより高くなっている。

一方、結婚件数も2004年の16万9,792件から2012年には21万4,799件に増加しており、増加率は26.5%にとどまっている。イスラム教徒は11万2,262件から14万8,806件に、非イスラム教徒は5万7,530件から6万5,993件にそれぞれ増加している。
(マレー・メイル、3月3日)

伊藤 祐介

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