マクロミルは、「消費税に関する調査」を実施。その結果を発表した。調査は、全国の20~69歳の男女を対象に、2月21日から23日の3日間、インターネットリサーチを実施。1000人の有効回答を得た。
消費税率が8%に引き上げられる2014年4月以降、どの程度節約するかをたずねると、62%が「節約する」と回答。消費増税が決定した直後の2013年10月2日に実施した調査と比較すると、消費者の節約への意識は約6ポイント低下した。
次に、「節約する」と回答した人に、何を節約したいか複数回答でたずねると、トップは「日々の食費・飲料費」(65%)で、理由は「毎日のことで節約しやすいから」「出費の大半を占めているから」などが挙がった。2位は「外食・飲み会費」(60%)で、理由は「回数を減らすことで節約できる金額が大きいから」「健康面もあわせて見直せるから」などが挙がった。食に関する項目がトップ2に並び、増税による節約派の6割以上が、増税後は食費を節約するという結果となった。
消費税率8%引き上げを意識して、すでに買ったものがあるかをたずねると、「ある」と回答した人は全体の25%。さらに、「ある」と回答した人に何を買ったのかをたずねると、トップは「日用品」(27%)。2位は「パソコン」(17%)、3位は「車・バイク」(17%)と、2位と3位には高額商品が続いた。