ファインモータースクール、エコドライブ教習で最優秀ソーシャルイノベーション賞

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ファインモータースクール、発表の様子
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エコドライブを取り入れた運転教習「楽エコ教習」を2008年より実施している自動車教習所ファインモータースクールは、2月14日、15日に行われた「低炭素杯2014」で、企画・審査委員特別賞最優秀ソーシャルイノベーション賞を受賞した。

低炭素杯は、次世代に向けた低炭素な社会を構築するため、学校・家庭・市民団体・NPO・企業などが全国各地で展開している地球温暖化防止に関する地域活動を報告し、学びあい、連携の輪を拡げる場として、2010年度からスタート。今回が4回目の開催となる。全国からエントリーされた1620団体のうち、審査を経て選ばれた41団体が本戦に出場。当日は、各々4分間の発表を行い、審査委員と一般公募審査委員が日本一を決める最終審査を行った。

埼玉県勢として唯一の出場者となったファインモータースクールは、『教習カリキュラム「楽エコ教習」を中心とするエコドライブ普及活動』と題して、楽エコ運転教習開始から現在までのCO2排出削減量の実績のほか、免許取得時にエコドライブを身につけることで、より燃費の良い運転が実践できるだけでなく、環境教育にもなる取り組みであることなどを発表した。併せて、日本全国の指定教習所が楽エコを導入した場合には、年間40万トンを超えるCO2排出量削減につながるだけでなく、年間100万人以上に対する環境教育になることを推計し、免許取得時にエコドライブを身につけることが、次世代の低炭素化社会の実現に効果が高いことを訴えた。

結果発表では、企画・審査委員長の金谷年展東京工業大学ソリューション研究機構特任教授が「年々、取り組み内容のレベルが上がっているが、例えばファインモータースクールの取り組みが全国に広まれば、その効果はとても大きい」と冒頭で触れるなど、同スクールの取り組みを高く評価した。

《纐纈敏也@DAYS》

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