ポルシェ 911 GT3 新型、エンジン火災の危険を顧客に通達…全785台を検査へ

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新型 ポルシェ 911 GT3
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ポルシェ『911』シリーズの新型『911 GT3』に関して、ポルシェが出荷を停止したと一部メディアが報じた件。この件に関して、ポルシェが公式発表を行った。

これは2月20日、ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカが明らかにしたもの。「新型911 GT3の顧客に対して、車両の使用を止めるよう通達を出した」と発表している。

報道の通り、原因は車両火災。ポルシェによると、新型911 GT3のエンジンから出火し、欧州で2件の車両火災が発生。これを受けて、すでに全世界で販売された785台に関して、エンジンの検査を行うことを決めた。なお、事故や負傷者の報告は受けていないという。

ポルシェは、「安全は最優先事項であり、今回の件を重大に受け止めている」とコメント。さらに、顧客に対しては、「速やかに車両を引き取り、ポルシェセンターに持ち込む」と通知したことを明らかにした。

現時点でポルシェは、エンジンからの出火原因について、「エンジンがダメージを負ったため」と説明。今後、エンジンがダメージを負った原因を特定するとしている。

《森脇稔》

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