GM、米国立 コルベット博物館の展示車修復に協力…陥没事故に対応

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米国ケンタッキー州の国立コルベット博物館
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2月12日、米国ケンタッキー州の「国立コルベット博物館」で起きた床が陥没する事故。この事故で損傷を負ったシボレー『コルベット』などの展示車両の修復に、自動車メーカーが協力することが分かった。

この事故は、2月12日の早朝に発生。博物館内の「スカイドーム」と呼ばれる展示エリアの床が突然、陥没。直径が12m、深さは7.6‐9mの穴に、博物館の展示車両8台が飲み込まれた。

この8台の中には、1962年式の『ブラックコルベット』や1984年式『PPGペースカー』、GMから借り受けていた1993年式『コルベットZR-1スパイダー』など、貴重なモデルが含まれている。

2月13日、GMのシボレーブランドは、この事故で損傷を負った展示車両の修復に協力すると発表。今後、傷を負った車両はミシガン州ウォーレンのGMデザインに搬送され、修復作業が行われることになった。

「国立コルベット博物館の展示車両は、自動車の歴史において、最も重要なモデルが複数ある」と述べるのは、GMのマーク・ルース上級副社長。「世界中のファンに喜んでもらえるよう、損傷を負った展示車両を修復したい」とコメントしている。

《森脇稔》

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