スバル レヴォーグに設定のDOPナビ「ビルトインSDナビ」はストラーダ Lシリーズがベース

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「パナソニック ビルトインSDナビ」を装着したレヴォーグのスポーツパッケージ
  • 「パナソニック ビルトインSDナビ」を装着したレヴォーグのスポーツパッケージ
  • スバル・レヴォーグ2.0GT-Sプロトタイプ
  • レヴォーグに用意される「パナソニック ビルトインSDナビ」。専用操作スイッチが大きく使いやすい
  • 液晶パネルを開くと「Strada」のロゴマークが見え、市販ナビベースで作られていることがわかる
  • 「パナソニック ビルトインSDナビ」ではマルチファンクションディスプレイと連携表示を実現
  • マルチファンクションディスプレイ表示その1。走行中の道路名や分岐点ままでの距離、目的地までの総距離等多彩な情報を表示
  • マルチファンクションディスプレイその2。目的地に近づくとゴール地点の方角が表示される
  • マルチファンクションディスプレイその3。交差点名の表示や、「カーブの連続」など道路情報も表示される

スバル『レヴォーグ』では、新設計の専用ナビとして「パナソニック ビルトインSDナビ」が用意されている。このモデルは、パナソニックが市販ナビとして展開してきたストラーダ『Lシリーズ』をベースとしてレヴォーグ用に新開発したものだ。

パナソニックのLシリーズは、車種ごとに用意された専用パネルを組み合わせることで、純正のような仕上がりで取り付けられる“ジャストフィット感”を最大のウリとしている。なかでも車種ごとに用意された操作スイッチは8型~7型の画面サイズに合わせて最適化され、組み合わせるパネルも周囲の素材に合わせるという凝った造りとなっていた。レヴォーグが採用した純正ナビはこのノウハウを活かす中で生み出されたモノと考えていいだろう。

その証拠にこのナビはメーカーオプションとなっていない。ディーラーオプション(DOP)として、新車注文後であっても装着ができる。つまり、市販ナビと同じ扱いで取り付けられる純正ナビという形態を採用しているナビなのだ。とはいえ、取り付けた仕上がり感はとても後付けしたとは思えない素晴らしさで、この辺りはほとんどの人が満足できるレベルにあると言っていい。

見逃せないのがダッシュボード内にあるマルチファンクション・ディスプレイ(MFD)との連携。このナビを装着するとMFDに右左折などのナビ情報を表示させることが可能になる。その内容は合流案内や車線ガイド、ハイウェイ案内などかなりの充実ぶり。これは、パナソニックがヘッドアップディスプレイ用として開発したインターフェイス技術を活かして実現されたと推測できる。また、このディスプレイには、レヴォーグに取り付けた純正のコーナーセンサーやDSRC車載機の情報を表示することもできる点も見逃せない。

ところで、「パナソニック ビルトインSDナビ」の価格は専用パネルとの組み合わせで22万7200円(税抜き)。2014年3月末日までにレヴォーグと同時購入すればリアビューカメラも付いて19万7222円(税抜き)で買えるキャンペーンも実施中だ。また、取材店舗では、フロアマットなどが含まれるベースキットの同時購入でさらに5万円(税抜き)を割り引くキャンペーンも行っていた。

《会田肇》

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