ホンダの米国法人、アメリカンホンダは1月27日、2013年の米国からの輸出台数が、日本からの輸入台数を初めて上回ったと発表した。
アメリカンホンダによると、2013年のホンダとアキュラの両ブランドの米国からの輸出台数は、10万8705台。一方、日本からの輸入台数は、8万8537台。輸出がおよそ2万台、輸入を上回っている。
ホンダの米国現地工場の中で、2013年に最も多くの車を輸出したのは、オハイオ州のメアリーズビル工場とイーストリバティ工場。2013年は、前年比69%増の6万9680台を、世界40か国以上へ出荷した。
これに次いだのは、アラバマ工場。2013年の輸出実績は、2万0466台で、新型アキュラ『MDX』を世界49か国へ輸出した。以下、インディアナ工場が、前年比82%増の1万8559台で続く。
ホンダノースアメリカの岩村哲夫 社長兼CEOは、「ホンダが米国でエクスポーターとしての地位を得たのは、米国および北米に対してのコミットメントと、投資がもたらした自然な結果」とコメントしている。