1月26日、タイ・バンコクのホテルから転落死したインド自動車大手、タタモーターズのカール・スリム社長。同社長の死を悼む声明を、タタモーターズが発表している。
カール・スリム社長は、タタモーターズのタイ法人の取締役会に参加するため、現地を訪れていた。1月26日の未明、滞在先のバンコクのホテルから転落死。当局の調べによると、自殺の可能性が高いという。
これを受けて、タタモーターズは声明を発表。「カール・スリム社長の死を悔やみ、哀悼の意を表する」とコメント。さらに、「思いはご家族とともにある」としている。
カール・スリム社長は2012年10月、タタモーターズの社長としてヘッドハンティング。
同氏は英国出身で、享年51歳。タタモーターズの社長に就任する前は、米国の自動車最大手、GMの重役を務めていた。