野党・人民正義党(PKR)は25日、ペナン州バタワースの「サンウェイ・カーニバル・モール」で1千人以上が参加する物価上昇への抗議集会を開催した。
集会に出席したPKRのストラテジスト、ラフィジ・ラムリ氏は、物価上昇に抗議するための集会をすべての州で毎月開催し、5月1日には集大成として100万人が集まる集会を行う計画であると明らかにした。
集会には政党リーダーなどゲストの演説人を呼ぶという。25日の集会では物価引下げやナジブ首相の退陣要求などを題材とした歌が繰り返し歌われた。
ラフィジ氏は、集会の開催は苦しむ国民の声を政府に届けるためで、ナジブ・ラザク首相が食品価格を引き下げずに物品・サービス税(GST)導入の撤回をしない場合には5月1日にナジブ首相の辞任を要求すると言明。抗議活動は民族に関係なく、国民全体に関わる物価上昇に抗議するもので、国民を守るために立ち上がると述べた。