21日午前10時ごろ、新潟県上越市内の県道で除雪作業を行っていた除雪車が滑走。車外に出ていた42歳の男性を巻き込む事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察は除雪車を運転していた51歳の男性から事情を聞いている。
新潟県警・上越署によると、現場は上越市吉川区長峰付近で片側1車線の緩やかなカーブ。除雪車はロータリー(回転羽根)式で、現場近くを走行中にサイドミラーを枝に当てて角度が変わってしまったことから路肩で停止。運転していた同市内に在住する51歳の男性がミラーを直していたところ、除雪車が滑走。休憩のために車外へ出ていた同乗者の男性がロータリーに巻き込まれた。
男性は全身強打でまもなく死亡。警察は自動車運転過失致死容疑で運転者の男性から事情を聞いている。
事故当時、除雪車はエンジンが掛かった状態。ロータリーも回転したままだったという。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。