【CES14】BMW i3と連携、サムスン GALAXY Gear用アプリの注目機能は

自動車 テクノロジー ITS
GALAXY Gearにインストールされた「iRemoteアプリ」でコントロール可能となったBMW i3
  • GALAXY Gearにインストールされた「iRemoteアプリ」でコントロール可能となったBMW i3
  • 「GALAXY Gear」は腕同型サイズと何ら変わらないサイズ
  • iRemoteアプリはスマートフォンにもインストールが可能
  • 充電状況を離れた場所から確認できる
  • GALAXY側と連携してハンズフリー通話として使える
  • ドアロックの開閉やライトが点灯するタイミングなどの設定が端末側から行える
  • 【CES14】BMW i3と連携、サムスン GALAXY Gear用アプリの注目機能は
  • 現状のバッテリー残量でどこまで走れるかを地図上の枠内で表示

CES2014サムスン電子が興味深かったのは同社の「GALAXY Gear」を自動車メーカーなどとパートナーシップを結んで機能を連携させるサービスを開発していくと発表したことだ。とくに今回はBMW初のEVであるi3を操作する専用のiRemoteアプリを初公開し、話題を呼んだ。

「GALAXY Gear」は、Bluetooth対応によってGALAXY Note3、GALAXY Jと連携して利用するウェラブル型端末で、腕時計とほぼ同じサイズに機能を凝縮。電話のハンズフリー通話はもちろん、カメラやボイスメモ、遠隔ロック/ベル機能などを装備しており、日本ではドコモから発売されている。

注目なのは、FacebookやLINE、TwitterといったSNSはもちろんのこと、アプリを任意で追加できることだ。実は、今回BMWと間で提携を結んだのもこの機能の拡張性を活かしたものなのだ。

i3のユーザーがこの端末を使うと、リアルタイムでi3のおバッテリー状況や充電時間、ドアの開閉状況などを確認し、ボイスコントロール機能を使って車内の温度調節や端末に保存されたアドレス情報をカーナビに転送することもできる。

画面が小さいため、地図表示はできないが、目的地設定としては使えるようで、ウェラブル型端末らしい使い方ができると感じた。ドライバーが車両状況を常に身近で把握できる時代がやってきそうだ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集