中小企業金融円滑化法適用後の倒産、1年4か月ぶりの低水準…12月 東京商工リサーチ

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円滑化法関連倒産月次推移
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東京商工リサーチは1月6日、2013年12月の「中小企業金融円滑化法」に基づく貸付条件変更利用後の倒産動向を発表した。

12月の中小企業金融円滑化法に基づく貸付条件変更利用後の倒産(速報値)は18件。全体の倒産が抑制されていることを反映して、速報値段階では2012年8月の19件以来、1年4か月ぶりに20件を下回っている。ただし、2013年の年間累計(1-12月)は、451件(前年同期256件)に達し、前年より76.1%増で推移している。

12月の負債総額は、前年同月比69.0%減の55億4200万円、2か月連続で100億円を下回った。10億円以上の大型倒産が1件(前年同月6件)にとどまったことが影響した。

産業別では、卸売業が6件(前年同月3件)で最も多かった。次に、製造業3件(同8件)、建設業・運輸業・サービス業他が各2件、小売業・不動産業・情報通信業が各1件と続く。

《纐纈敏也@DAYS》

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