ヤマハ発動機は、2012年4月5日に提訴した不正競争行為差止を求めて提訴していたエコ・トレード、タイセイエンターと和解したと発表した。
ヤマハ発は、エコ・トレードとタイセイエンターが製造・販売する特定の電動二輪車が、ヤマハ「ギア」の商品形態を模倣したもので、不正競争行為に該当するとして、製造・販売の差し止めと損害賠償を求めて、東京地方裁判所に提訴していた。
ヤマハ発は、所期の目的を達成するに足る内容で和解したとしている。同社では知的財産権を重要な経営資源と位置づけており、今後も、公正な競争環境を損なうような知的財産権の侵害行為に対しては、毅然とした姿勢で臨むと、している。