12日午後10時50分ごろ、岩手県盛岡市内の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。歩道に乗り上げ、フェンスを突き破って道路に隣接する駐車場に突っ込む事故が起きた。警察は運転していた機動隊に所属する36歳の警部補の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
岩手県警・盛岡西署によると、現場は盛岡市厨川2丁目付近で片側1車線の直線区間。乗用車は圧雪路面でスリップして路外に逸脱。そのまま歩道に乗り上げ、さらにフェンスを突き破って市営住宅敷地内の駐車場に突っ込み、駐車中の車両1台に衝突した。
逸脱車を運転していたのは県警・機動隊に所属する36歳の警部補だったが、この警部補からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
聴取に対して警部補は「自宅で焼酎の水割りを数杯飲み、市内の入浴施設に行く途中だった。申し訳ない」などと供述しているようだ。