J.D.パワーアジア・パシフィックは、自動車先進技術(アクティブセーフティー技術および車内IT技術)の今後利用意向実態調査の結果を発表した。
調査は今回が2回目。新車購入者かつナビゲーション購入者を対象に、インターネットアンケートを実施し、約1万人から回答を得た。
調査結果によると、興味意向のトップは前回に引き続き「衝突回避および被害緩和システム」(72%)。2位は「車間自動調整機能付クルーズコントロール」(68%)、3位は「居眠り検知システム」「次世代ヘッドアップディスプレイ」(ともに66%)となった。
昨年に引き続き、予防安全を担うアクティブセーフティー技術への意向が、車内IT技術より高い結果となった。昨今、幅広いセグメントにおいてアクティブセーフティー技術の搭載モデルが増えていることから、同技術を求める声が大きくなっている。
また車両モデル別では、ラグジュリーブランドセグメントユーザーの方が量販ブランドセグメントユーザーに比べて、先進技術に対し、高い興味意向を示している。年齢層では、50代以上の高齢層とそれ以下の若年層では、高齢層で「アクティブセーフティー技術」、若年層では「車内IT技術」の装着意向が高くなっている。