ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ワールドグリーンカーオブザイヤー」の第一次選考14台を発表した。日本車は4車種が選ばれている。
2014ワールドグリーンカーオブザイヤーは、2013年に発売された新型車の中から、とくに環境面でエポックメイキングな内容を持つモデルに与えられる賞。世界22か国、およそ70名のジャーナリストに自動車環境技術の権威5名が加わり、審査が行われる。
2014ワールドグリーンカーオブザイヤーの第一次選考14台は以下の通り。
●アウディA3スポーツバックg-トロン
●BMW i3
●キャデラックELR
●シボレー・スパークEV
●フィアット500e
●ホンダ・アコード・ハイブリッド
●ヒュンダイix35フューエルセル
●インフィニティQ50(日産スカイライン)ハイブリッド
●メルセデスベンツS300ブルーテック・ハイブリッド
●三菱アウトランダーPHEV
●ポルシェ・パナメーラS・Eハイブリッド
●レンジローバー・ハイブリッド
●スバル・インプレッサXVハイブリッド
●フォルクスワーゲンXL1
14台の内訳は、ハイブリッドが5台で最多。プラグインハイブリッド(PHV)が4台でこれに続く。EVは3台。
また、環境技術を得意とする日本メーカーからは、ホンダ『アコードハイブリッド』、インフィニティ『Q50ハイブリッド』(日産『スカイライン』)、三菱『アウトランダーPHEV』、スバル『インプレッサXVハイブリッド』の4台がノミネート。
過去の受賞モデルは、2013年がテスラ『モデルS』。2012年がメルセデスベンツSクラスのクリーンディーゼル、「S250CDIブルーエフィシエンシー」。2011年がGMのシボレー『ボルト』、2010年がフォルクスワーゲン「ブルーモーション」(『ゴルフ』『パサート』『ポロ』)、2009年がホンダ『FCXクラリティ』、2008年がBMW『118dエフィシエントダイナミクス』、2007年がメルセデスベンツ『E320ブルーテック』、2006年がホンダ『シビックハイブリッド』。
今後、2014年3月のジュネーブモーターショー13で3台に絞り込まれ、4月のニューヨークモーターショー13において、2014ワールドグリーンカーオブザイヤーが決定する。