11月23日に発表された2013-14 日本カー・オブ・ザ・イヤー(JCOTY)は、VW『ゴルフ』(7代目)が最多得票を獲得し、輸入車初の快挙を成し遂げた。部門賞も含め、実行委員会が発表した受賞理由は以下の通り。●日本カー・オブ・ザ・イヤー(大賞):VW ゴルフ【受賞理由】“MQB”というモジュールによる新たな開発手法を採用し、正確なハンドリングと上質な乗り心地を両立した見事なシャシーを実現。さらに環境性能と安全性能を高めた数々の新技術の採用により、セグメントのベンチマークとしてのポジションを確固たるものにした。また、クルマが本来持つべき運転する楽しさをいつでも味わうことができ、街乗りからロングドライブまで誰もが満足できる。さらに日本市場において手頃な価格を実現したことも高評価。いま日本のユーザーにいちばん乗って欲しいクルマと言える。●イノベーション部門賞:三菱 アウトランダーPHEV【受賞理由】 プラグインハイブリッドとSUV の利点を巧く融合させ、新しいクルマの使い方が提案されている。燃費はもちろん、走行性能も高いレベルで両立。EV でありながらレンジエクステンダーとしてEVのデメリットを解消。大容量電力アウトプットができ、自ら充電もできる点は秀逸。●エモーショナル部門賞:マツダ アテンザ【受賞理由】コンセプトカーで提起したスタイルを、ほぼそのまま商品化したにもかかわらず、クルマとしての完成度が高い。伸びやかなダイナミズムを独自のデザイン手法と圧倒的な造形力で表現し、日本車という枠を越え、昼も夜もライトの中でも見るたびに踊るデザインであること。●スモールモビリティ部門賞:スズキ スペーシア/スペーシアカスタム、マツダ フレア【受賞理由】軽の枠の中で室内の広さを求めただけでなく、使いやすく、乗りやすく満足を得られるクルマであること。顧客の期待に応える装備を充実した上、燃費・動力性能・パッケージングの全方位で完成度の高いクルマに仕上げている。安全とエコも両立させているところが新しいスモールモビリティの手本になる。●特別賞:ダイハツ ムーヴ フロントシートリフト(福祉車両)【受賞理由】高齢化社会が進む中で、これから福祉車両が果たすべき役割は大きい。そして、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、豊かなクルマ社会の実現へ向けて、福祉車両の開発や販売に関わるすべての自動車メーカー、販売店、サプライヤーなどを応援して行きたいと考える。そうした方々の代表として、2013年に新しい構造を採用するとともに、従来より低価格でフロントシートリフトを装着したモデルを提供したことを高く評価した。●得票結果1位 フォルクスワーゲン ゴルフ:504点2位 ホンダ フィット/フィットハイブリッド:373点3位 ボルボ V40:167点4位 メルセデスベンツ Sクラス:149点5位 ミツビシ アウトランダーPHEV:99点6位 マツダ アテンザ:96点7位 トヨタ クラウン ロイヤル/アスリート/マジェスタ:59点8位 フィアット パンダ:27点9位 スバル XVハイブリッド:18点10位 MINI ペースマン:8点
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