本田技術研究所の野中俊彦副社長は東京モーターショー2013で世界初公開する『アーバンSUVコンセプト』の市販予定モデルについて「我々にとって自信作」とした上で「『フィット』シリーズだがクォリティはフィットよりはるかに良い。走りも、乗り心地もすごく良い」と述べた。
ターゲットユーザーについて「国や地域によって違うが、例えば日本でいうと、CR-Vクラスに乗っているお客様がダウンサイジングするというケースがたくさんあるだろう。また2リットルオーバーのセダンに乗っているお客様で、もっとコンパクトなサイズの方がいいが、でももう普通の車ではいやだ。またフィットまでは降りられないというお客様には良い受け皿になると思う」と説明した。
さらに「アメリカでは今ハッチバック系がすごく売れている。だからジェネレーションYに合うだろう。やはりSUVなので色々なところに行けるというイメージある。燃費も良いしパフォーマンスもあるのでアウトドア派の人にもすごく良いと思うし、それとリタイアされた方でも、コンパクトで燃費良い方が良いという方にも結構いける」と語った
アーバンSUVコンセプトは1月に米デトロイトで開催された北米国際自動車ショーでコンセプトモデルが初公開されたが、東京モーターショーでは市販予定車として出展する。