対面通行区間を逆走、トレーラーと正面衝突で高齢女性が重傷

自動車 社会 社会

11日午後1時5分ごろ、福島県会津若松市内の磐越自動車道で、対面通行区間の上り線を乗用車が逆走。上り線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車を運転していた81歳の女性が重傷を負っている。

福島県警・高速隊によると、現場は会津若松市高野町柳川字吉田付近で片側1車線の対面通行区間。上下線は樹脂製ポールで区分されている。茨城県那珂市内に在住する81歳の女性が運転する乗用車は下り方面に向かって走行していたが、上り線側を逆走。上り線を順走してきた大型トレーラーと正面衝突した。

トレーラーは乗用車の接近に気づいて減速していたが、乗用車は速度を維持したまま衝突したので中破。乗用車を運転していた女性は近くの病院へ収容されたが、胸部骨折などの重傷を負った。トレーラーを運転していた新潟県三条市内に在住する35歳の男性にケガはなかった。

事故が発生する10分ほど前から警察に対して「逆走車がいる」との通報が相次いでいた。警察では女性が逆走を開始した地点など、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース