ホンダは軽自動車サイズのミッドシップレイアウト、オープンスポーツカー『Honda S660 CONCEPT』をワールドプレミアで出展する。
エクステリアデザインを担当した本田技術研究所四輪R&Dセンター杉浦良研究員は「ホンダが2011年の東京モーターショーに出品した『EV-STER』のデザインを基本的に踏襲している。エクステリアデザインとしてはスポーツカーらしい普遍的な価値観、いわゆる誰が見てもどこからみても格好良いということと、ホンダの製品らしい先進的で若々しいという新しさの表現の両立を目指して開発した」と語る。
一方、インテリアデザインを担当した同センターの稲森裕起氏は「インテリアデザインの最大の特徴は、ドライバーを中心に考えたコックピット空間。この車は小さいスポーツカーなので、より人と車が一体になれるよう、また車を着こなすようなコックピット空間とするために、包み込むような造形にした」と述べた。