15:35、予定通り各マシンはセーフティーカー先導で走行を再開する。しかし、十分少々前から再び雨は降り出していた。
そして、1周も走り切らないうちにレッドフラッグが出され、レース終了が宣告された。
これによりセーフティーカー・ラン中にトップに立っていたトヨタ7号車が優勝。2位にアウディ2号車、そして3位にはレベリオン・レーシングの12号車が今シーズン初表彰台を獲得。
一度もセーフティカーが抜けることなく16周でレースは終了、思いもしない形でトヨタ、そして中嶋一貴のもとにWEC富士2連覇が転がり込んだ。今季開幕から続いていたアウディの連勝も途絶えた。