ブルーノ・セナ選手が、富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権・第6戦に向け、「上をねらっていきたい」と意気込みを語った。F1ドライバーとして2012年まで活躍、今シーズンよりアストンマーチン・レーシングのドライバーとしてWECに初参戦している。F1界のヒーロー、アイルトン・セナの甥としても知られ、日本でも人気の選手だ。長年ドライバーを務めたF1との違いについては、「マシンそのものが全く違って、タイムを縮めるのが難しい。また、耐久レースなのでコンスタントにタイム、燃費を整えるのが課題となる」と語る。20日に開催される本戦に向けては、「富士は気温が低く、プッシュがミスにつながってしまうことがある。非常に難しいコース」としながらも、「レース自体は楽しくできているよ」と笑顔を見せる。「97号車(ドライバー:ダレン・ターナー、ステファン・ミュッケ、フレデリック・マコヴィッキィ)が現在2位を走っている。彼らをサポートできるような走りにしたい。その上で、僕も上をねらっていきたい」19日夜半から富士は雨。20日の本戦も荒天が予想される。予選でLMGTE Amカテゴリートップのタイムを記録したセナ選手、そしてLMGTE Proカテゴリーでもトップとなったターナー号の走りに注目だ。
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