【ITS世界会議13】トヨタ、2020年のスマートモビリティ社会を提案

自動車 テクノロジー ITS
トヨタ自動車の展示(ITS世界会議13)
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ITS世界会議に出展したトヨタ自動車は、「人とクルマと街がつながることで実現されるスマートモビリティ社会」をテーマに、展示ブースにおいて「協調型ITS」「次世代都市交通システム」「エネルギーマネジメント」「次世代テレマティクス」と、4つの領域で取り組みを紹介する。

トヨタ自動車IT・ITS企画部の三苫佑介氏は「今回の展示は、2011年に発表したトヨタグローバルビジョンの中で掲げた「いい町・いい社会」をコンセプトにしています。個別のアイテムについては既に実証実験をしているものもありますが、グローバルビジョンを元に一つの考え方で一回整理しまして、ITSのビジョンとして、次世代テレマティクスの領域を“コンフォート”、エネルギーマネジメントを“エコロジー”、協調型ITSを“セーフティ”、次世代都市交通システムを“コンビニエンス”と、4つの柱として取り組みを紹介をしています」と展示の狙いを話した。

既に様々な実証実験が行われ普及段階にあるというITS技術、三苫氏は「次世代都市交通システムの実証実験を行っている豊田市では、既に多くの一般会員を集めて新しいカーシェアリングを始めていますし、安全・安心といった領域でも“高度運転支援システム”を一般に披露できる状況に来ています。多くの部分は実用化されていてあとは普及を進めていく段階で、ここで紹介しているものは2020年には実現させたいという思いがあります」と語った。

これらITS技術の普及に必要なものについて、三苫氏「ITSを世の中に浸透させることが重要になってくると思います。これまでは訴求が弱い部分があったので、我々としては改めてビジョンを示すコンセプト映像を作るなど理解を進めていますが、やはり民間だけでは進めていくことができないので、官民一体となって進めていく関係を築いていかなければならないと思います」との考えを示した。

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