アウディは10月20日、富士スピードウェイで開催されるWEC第6戦で、今年のマニュファクチャラーズ タイトル確定を目指す。現在、アウディはライバルのトヨタに対して69ポイントのアドバンテージを確保しているが、富士大会の後にまだ2つの大会が控えている。富士大会を除く2大会で最大52ポイントをトヨタが獲得する可能性があるため、タイトル獲得を確実にするには、富士大会で完走することが必須条件となる。昨年の富士大会では僅差でトヨタにおよばなかったものの、アウディは『R18 e-tron クワトロ』のポテンシャルから、条件クリアの可能性は高いと見ている。しかし、トヨタが2台のマシンを擁して参戦することから、決して気を緩めることはできないとしている。アウディモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒは「富士大会は決して楽な展開にはならないと考えている。ライバルのトヨタが2台体制で出場すること、コースと我々のマシンの相性が昨年はあまり良くなかったことがその理由だ。しかし、我々は勝利の連鎖を維持するために、あらゆる手を尽くす。昨年は熱狂的な観客で溢れた6時間レースへの再訪をとても楽しみにしている」と抱負を述べた。
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