【CEATEC13】マツダ新型 アクセラ、不注意運転を補う3つのデバイス

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CEATEC JAPAN 2013
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CEATEC13のマツダブースで目新しいダッシュ・ボードが注目を集めていた。これは、単なるショーモデルではなく近日発表される『アクセラ』に搭載される。

ダッシュ・ボードの特徴は、ドライバーの集中力を阻害する要因をできるだけ減らすというコンセプトで貫かれた新デザインである。これをマツダでは、   「HEADS-UP COCKPIT」と名付けている。そのコンセプトは、ドライバーが晒される3つの不注意運転要因(ドライバー・ディストラクション)を最小化しようとするものだ。

その3つの要因とは、前方道路から“目”が離れる:Visual Distraction、前方道路から“心”が離れる:Cognitive Distraction、・ステアリングから“手”が離れる:Manual Distractionとなっている。

これに対応して新型アクセラに搭載される3つのデバイスは、アクティブドライビングディスプレイ、7インチワイドVGAセンターディスプレイ、コマンダースイッチ。

ジェット戦闘機のようにダッシュボードに立ち上がった虚像投影型のアクティブドライビングディスプレイは、運転中のドライバーが視線移動を最小限にでき、しかも焦点調節負担を最小限にできる位置、つまりドライバーの目から1500mmの位置に、前方の視界を透過する透明板に虚像を投影するという設計になっている。これならドライバーは前方視界を妨げられることなしに、必要な情報を目から得ることができる。このディスプレイには、車速、ナビ装着車のターンバイターン、i-ACTIVSENSE搭載車の警告情報という最低限必要な情報が表示される。

このほかにも、いろいろな情報を集中して1箇所の表示するようにしたセンターディスプレイや、中央の回転型コマンダを囲むように5本の指の位置に配置された操作ボタンからなるコマンダースイッチと、新型アクセラにはさまざまなコンセプトが搭載される。

《山内 博》

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