【東京国際航空宇宙産業展】世界初、動画を撮影する地球観測衛星 日本スペースイメージングが画像販売へ

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【東京国際航空宇宙産業展】世界初、動画を撮影する地球観測衛星 日本スペースイメージングが画像販売へ
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2013年10月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催された東京国際航空宇宙展 ASET2013。日本スペースイメージングは、同社が画像を販売する地球観測衛星のシリーズに、世界初の動画を撮影する商業地球観測衛星が加わると紹介した。

現在、日本スペースイメージングが発表するのは50センチから5メートル程度までの解像度を持つ光学地球観測衛星「ジオアイ1」「イコノス」「ラピッドアイ」やレーダー観測衛星「コスモ-スカイメッド」などがある。この11月には、米地球観測ベンチャー、スカイボックス イメージング社が開発、ウクライナ・ISCコスモトラス社のドニエプルロケットで打ち上げる小型光学地球観測衛星「スカイサット」のシリーズが加わる。

スカイサットは、重量100キロ級の小型衛星。解像度は1メートルほど。2013年から2014年にかけて2機を打ち上げ、2018年までに最大24機の衛星を打ち上げて観測網を完成し、同一地点を1日に複数回、高頻度で撮影することができるようになるとしている。また、90秒間、フルHD秒間30フレームの動画撮影を予定。商用衛星としては初めて衛星から撮影した動画を販売する予定だ。安全保障分野などでの利用が見込まれ、撮影画像、動画などの販売は衛星搭載機器のチェックアウトが終了する2014年以降になる見込み。

《秋山 文野》

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