交通量の多い道路を横断でひき逃げ、22歳の男を逮捕

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2日午前5時10分ごろ、福島県福島市内の国道4号で、徒歩で横断歩道を渡っていた63歳の女性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。クルマは逃走したが、警察は後に22歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

福島県警・福島北署によると、現場は福島市本内字松川畑付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。63歳の女性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。事故の目撃者が通報している間にクルマは逃走したため、警察はひき逃げ事件として捜査を開始した。

事故から約15分後、伊達市内に在住する22歳の男が「事故を起こして逃げた」と警察に通報。警察は現場から約2km離れた場所にいた男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は24時間を通して交通量の多い区間。聴取に対して男は「人にぶつかってしまい、怖くなって逃げた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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