飲酒と無免許の発覚を恐れて逃走の男を逮捕

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今年8月に福岡県遠賀町内の国道3号で発生した軽傷ひき逃げ事件について、福岡県警は1日、岡垣町内に在住する47歳の男をひき逃げや無免許運転の容疑で逮捕した。飲酒運転の発覚を恐れて逃走したという。

福岡県警・折尾署によると、問題の事故は2013年8月24日の午前1時45分ごろ発生している。遠賀町今古賀付近の国道3号側道(片側2車線の直線区間)を走行していた原付バイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。バイクは転倒し、58歳の男性が足を打撲するなどの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に脱落していた容疑車両のドアミラーから車種を特定し、車当たり捜査を進めていたところ、岡垣町内に在住する47歳の男が車両を修理していたことが判明。任意で事情を聞いていたところ、容疑への関与を大筋で認めたことから、自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)で逮捕した。

事故当時、男は酒気帯び状態でクルマを運転。違反累積で5年前に免許取消処分を受けていて、以後は無免許だった。

聴取に対しては「飲酒と無免許の発覚を恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では男が日常的に無免許運転を続けていたものとみて、調べを進めている。

《石田真一》

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