フォーミュラ1のシンガポールGPにおいてベッテルは圧倒的な強さを見せつけて今季7勝目を獲得し、4年連続のチャンピオン獲得に着実に前進している。
レッドブルのスターはスタートからフィニッシュまで素晴らしい走りをして、得意とするこの市街地コースで3連勝を飾ることとなった。
ベッテルの後方に続いたのはポイントランキング2位のフェルナンド・アロンソで、来シーズンフェラーリに移籍するキミ・ライコネンが3位となった。
マーク・ウェバーは2周を残して4番手を走っていたが、最終ラップで車がストップを強いられてしまい、結局4位にはメルセデスのニコ・ロズベルグが入ることとなった。
ベッテルはこの勝利によって2位とのポイント差を広げたものの、アロンソは被害を最小限に食い止めることに成功した。
この結果両者の差は60ポイントとなり、残りの6レースで150ポイントが残されているだけである。次のレースは韓国で、ベッテルは昨年ここでのレースで勝利を獲得している。